佐藤ママ流!公文との付き合い方がわかる一冊
『我が家はこうして読解力をつけました』佐藤亮子
「読解力」というタイトルになってはいますが、公文に通うメリットが書かれている一冊。
未就学期や赤ちゃんの頃といった時期別にしておくべきことが実体験メインで語られています。
とにかくエピソードが強烈。
佐藤ママのお子さんが当時苦手だった計算式「8+7=15」を部屋中に
(冷蔵庫やクーラーまで!)貼りまくったとか…
「え?そこまでやる??」と思ってしまいますが
何よりすごいのが、その苦手ポイントを見抜く観察眼。
本当に真剣に向き合ってないと気が付かないだろうなぁというところが多々あり、
自分のぼんやり具合が浮き彫りになったのであります。
そしてその鋭い観察眼の根底には、
「ひたすら子どもの笑顔を求めて毎日を過ごすことに努力しました。」
と書かれているように、とにかくあたたかい眼差しがあることを感じました。
実は以前もこの本を読んでいたのですが、今回再び手に取ることに。
というのも、上の子が勉強をしている時、下の子が邪魔をしてしまう…
などについて書かれていた気がして。
我が家もついにそんな感じになってきたので本書を再び手に取ったわけです。
それに対しては、「家の雰囲気がゆるいのでは」という一刀両断なアンサー!
確かに!仰る通り!すみませんでした!!
子どもの勉強だから私の料理みたいにお喋りしながらできるよねー
みたいに真剣にとらえてなかったかもしれないと反省致しました。
息子よ、ごめん。
公文に通わせてみたけど宿題のプリントこなすのが大変…とか
いつぐらいから塾に切り替えたら良いのかしらとか思われている方に
手に取って頂きたい一冊でした。